【画家への道】その2

 みなさま、おはようございます。昨日に続き、私の拙い経験が、少しでもお若い画家志望のみなさまのヒントにお役に立つことが出来れば幸いと思い、記事にしました。ご興味があればどうぞ。

 1980年代に版画家であり芥川賞作家、映画監督もこなすマルチな才能を持った池田満寿夫さんが一世を風靡していました。彼は「芸術家になりたくても食えなければ、ドカチンとか全くそれとは関係ないアルバイトをした方がいい。」と話していました。それは、業界に近い職種のアルバイトをするとなかなか成就できない自分を卑下するようになるからだと言うのです。確かにそれも一理あると思い10代後半私は、この言葉を信じて、画家とは無縁な様々なアルバイトに手を出しました。

 しかし、今は、そうは思っていません。全く正反対です。できる限り自分がやりたい仕事に近い仕事をしていた方が将来必ず役に立つと思っています。20代は、広告代理店でグラフィックデザイナー、イラストレーターとして勤めていました。その流れで、現在の仕事も有意義にこなすことができています。35歳より、美術業界に出入りするようになり、全国のマーケットで毎週私の作品を展示して頂きながら、アートアドバイザーの仕事もこなすようになり、多くの画商さん達とのお付き合いが生まれることになります。ここから画家としての人生が急展開していくのです。池田満寿夫さんの言っている通りにすると、そういう展開には当然のことながらなりようがありません。

 今日私の言いたかったことは、

【画家になりたければ、極力その業界に身を置く】です。                   

※写真は、拙宅の満開のゼラニウムです。

【画家になるためには】その1

 をテーマに、ある方が、YouTubeで熱弁をふるっていました。5〜6本拝見しましたが、既に私も知っている内容ばかりでした。 

 結論から先に申し上げますと【マーケティングを学ばなければ、画家にはなれない。】ということです。しっかり市場を分析し、作品を流通させていくためにはそれなりの勉強が必要です。

 絵の上手い方は世の中に、はいて捨てるほどいます。有名美術大学を卒業しても、コンクールで賞を取っても、残念ながら80%の人は画家になれないのが現実です。

【 な ぜ か? 】 

 これより先は、有料会員にのみお話させて頂いております。会員登録は、こちらから…。 なぁ〜んて、今の時代ならそうくるところでしょうが、制作に忙しくてそんなことをしているヒマは、今の私にはありません。時間が出来たら、私の経験から得た画家として生きるためのノウハウについて話す機会があるかもしれません。ご縁のある方には、チラホラお話させて頂いています。

 今年も皆さまとご一緒に学びながら、私も成長させて頂ければ幸いです。私もこの年になり、まだまだ未完成です。

 いつも、気ままな投稿にお付き合い頂き誠に感謝申し上げます。本年も何卒よろしくお願い申し上げます。

 ※写真は、数年前に枯れかけたシャコバサボテンを株分けし、何とかまた花が咲くまでに育てあげ、本日開花しました。